2025/08/19

こんにちは!
ドッグサロンNaturamオーナーの宮です。
初めてワンちゃんを家族に迎えた皆さんは、きっと毎日が新しい発見と幸せでいっぱいでしょう。しかし、その一方で
「トリミングっていつから始めたらいいの?」
「何を準備すればいいの?」
といった疑問や不安もたくさんあるのではないでしょうか。
特に子犬の時期のトリミングは、その子の生涯のトリミングライフを左右する非常に重要なイベントです。この時期に無理をしてしまうと、トリミングを嫌いになってしまい、その後の健康管理にも大きな影響が出てしまうこともあります。
ワンちゃんにとってトリミングが「嫌なこと」ではなく「気持ちいいこと」になるように、飼い主さんができること、サロン選びのポイント、そしてNaturamの考え方を具体的にお話しします。
【監修:Naturamオーナー宮(みや)】
グルーマー歴11年、年間600頭以上のトリミングを担当。東急東横線学芸大学駅より徒歩4分のトリミングサロン「Naturam」のオーナーです。
私についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
1.初めてトリミングをする時期の目安

初めてトリミングをする時期の目安は以下のとおりです。
◆生後3~4か月ごろ
◆混合ワクチンや狂犬病予防接種が完了している
◆獣医師からトリミングの許可が出ている
◆社会化期(生後4~16週)である
生後3~4か月で各種ワクチンが終了している
一般的に、子犬が初めてトリミングをするのに適しているとされているのは、生後3〜4ヶ月頃です。また、混合ワクチン接種や狂犬病予防接種が完了している状態であることが条件となります。さらに、獣医師からトリミングの許可が出たら、初めてトリミングサロンに行ってもOKとなります。
社会化期(生後4~16週)である
この時期にトリミングを始めることには、医学的な理由だけでなく、犬の発達段階においても非常に重要な意味があります。なぜなら、生後4〜16週頃は「社会化期」と呼ばれる時期だからです。
この時期にトリミングサロンの雰囲気やトリマーとの触れ合いを経験させることが重要です。ワンちゃんにとってサロンが当たり前になるようにできれば、生涯にわたるケアの土台を築けます。
Naturamオーナー宮のワンポイントコラム【子犬の社会化期とは】
子犬の社会化期とは、生後4週から12~16週頃までの、さまざまな物事に対して適応する能力を身につける、性格形成において最も重要な期間を指します。この時期に、人、他の犬、さまざまな物音や環境にポジティブな経験をさせることで、将来過剰な恐怖心を抱いたり、問題行動を起こしたりするのを防げます。トレーニングを始めるのも、この時期がおすすめです。
注意点
ただし、この時期はあくまで目安です。ワンちゃんが嫌がっているのに無理に進めると、トリミングが嫌いになってしまう原因になります。
特に被毛が伸びやすいプードルやマルチーズなどの犬種は早めに慣れさせておきたいところですが、警戒心が強い子や体調が優れない場合は無理をせず、まずは獣医さんやプロのトリマーに相談してみましょう。
私自身も、嫌がっている子に無理な施術はしません。無理にカットを続けると、かえってワンちゃんに恐怖心を与え、今後トリミングができなくなってしまうこともあるからです。
2.子犬のトリミングはなぜ必要?

子犬のトリミングは、単に見た目を整えるだけではありません。ワンちゃんの健康と快適な生活を維持するために、重要な役割を担っています。
清潔の維持と皮膚病の予防
トリミングは、汚れがたまりやすい毛の絡まりや、皮膚の蒸れを防ぎ、皮膚病のリスクを減らします。
特に耳の中や足の裏、お尻周りは汚れやすい場所です。これらの部分を清潔に保つことで、ニオイの軽減にもつながります。
快適さの確保
伸びすぎた毛は、ワンちゃんの視界を遮ったり、毛玉となって引っ張られたりして、ワンちゃんに不快感を与えます。
毛玉を放置すると、皮膚が引っ張られ、炎症を起こしてしまうこともあるため注意しましょう。定期的なケアで毛玉を予防し、ワンちゃんが快適に過ごせるようにしてあげたいですよね。
Naturamオーナー宮のワンポイントコラム【飼い主の都合で振り回さないことが大切】
先日、ヤフー知恵袋でトリミング中にワンちゃんが暴れて怪我をしてしまい、その後トリマーさんに厳しく言われたという相談を見かけました。
この飼い主さんは「経済的に余裕がなく、トリミングは4ヶ月に1回」と書かれていましたが、これは犬種によっては期間が空きすぎているかもしれません。爪切りや足回りだけでも、月に1回はケアしてあげることが理想的です。特に爪は伸びすぎると、歩きにくくなったり、最悪の場合、肉球に刺さってしまうなんてことも。
このようなトラブルを避けるためにも、ワンちゃんがトリミング嫌いにならないようにしたいものです。Naturamでは、過去に「爪切りが大嫌い」で、他のサロンで施術を断られてしまった子が何頭もいらっしゃいました。
私はすぐに「爪切りができるようになりますよ」とは言いません。しかし、時間をかけて少しずつ慣れさせていくことで、今ではみんな「まぁ、許容範囲かな」というレベルまでにはなってくれています。
3.初めてのトリミングサロン選びのポイント

子犬にとって初めてのトリミングサロンは、今後のトリミングに対する印象を決めるといっても過言ではありません。後悔しないサロン選びをするために、以下のポイントを参考にしてみてください。
犬の受け入れ実績
子犬のトリミングは、成犬よりも慎重さや経験が求められます。子犬の受け入れ実績が豊富なサロンであれば、子犬の扱いに慣れており、安心して任せられるでしょう。
トリマーさんの経験や人柄
価格や仕上がりだけでなく、トリマーさんとの相性も大切です。特に初めてのトリミングは、ワンちゃんが安心して身を任せられるか、飼い主さんの不安に寄り添ってくれるかが重要になります。
可能であれば、事前にサロンに電話をして相談したり、見学に行ったりして、トリマーさんの人柄や雰囲気を確かめると良いでしょう。
お店の雰囲気(清潔感、安全性)
サロンが清潔に保たれているか、ワンちゃんが安全に過ごせる環境かも大切なポイントです。トリミングスペースやケージが整理整頓されているか、匂いが気にならないかなど、細かくチェックしてみましょう。
飼い主の要望
飼い主さんが何を一番に求めているかによって、最適なサロンは変わります。
「とにかく安く済ませたい」
「特定のカットスタイルにこだわりたい」
「皮膚トラブルに特化したケアを受けたい」
ご自身の希望を明確にしてから選ぶと、満足のいく結果につながりやすくなります。ほかの犬が苦手な子であれば、個人サロンや入れ替え制のサロンがおすすめです。
4.初回のメニューと費用の目安

子犬の初めてのトリミングでは、いきなり全身カットではなく、トリミングに慣れることを最優先にしましょう。
まずはシャンプーや部分カットから始め、少しずつトリミングの時間を長くしていくのが理想的です。
Naturamのメニューをご紹介しますので、参考にしてください。
シャンプー&ドライ
犬種にもよりますが、平均的な費用は1万円前後です。
部分カット
足裏、お尻周り、目元など、汚れやすい箇所を部分的にカットするメニューです。
料金はサロンによって異なりますが、Naturamではお顔カットは¥2,200、部分カットは¥770から承っております。
トリミング
お店によって料金はさまざまです。
犬種によりますが、Naturamでは¥12,100からとなっております。体重や骨格が大きい子はプラス料金となります。
爪切り、耳掃除、肛門腺絞り
これらは通常、シャンプーコースに含まれていることが多いですが、単体でご依頼の場合はそれぞれ¥1,100程度が目安です。
オプション
また、以下の場合は追加料金が発生する場合があります。
毛玉料金
毛玉の状態によりますが¥1,100〜です。
全身に毛玉ができてフェルト状になっている場合は、トリミング料金と同等の金額がかかることもあります。
サイズオーバー料金
犬種ごとの標準体重を大きく超える場合、追加料金が発生することがあります。
※料金の詳細については、メニューページでご確認ください。また、LINEでもお問い合わせ頂いております。
5.初めてトリミングに行く前に自宅でできる準備と練習

トリミングサロンでの時間をワンちゃんにとって良い経験にするために、自宅でもできる準備や練習があります。決して無理はせず、ワンちゃんが嫌がらない範囲で少しずつ進めていきましょう。
全身を優しく触られることに慣れさせる
トリミング中は、足先や耳、口周りなど、普段あまり触らない部分も触られることになります。
普段から優しく声をかけながら、全身を撫でたり、マッサージをしたりして、体に触られることに慣れさせましょう。特に嫌がる場合は、無理に触ろうとせず、おやつを与えながら少しずつ進めていくのが効果的です。
ドライヤーの音に慣れさせる
トリミングサロンでは、大きな音のドライヤーを使用します。最初はワンちゃんから少し離れたところで、飼い主が自分の髪を乾かすなどして、ドライヤーの音に慣れさせましょう。
6.子犬のトリミングを成功させるためのポイント

まとめとして、子犬のトリミングを成功させるためのポイントを6つ紹介します。
◆ワクチン接種を終えておくこと
◆トリミング直前のご飯は避ける
◆トイレを済ませておく
◆ワンちゃんの苦手を伝えておく(噛み癖なども)
◆希望のスタイルを考えておく
◆期待しすぎない
ワクチン接種を終えておく
ワクチン接種が完了していることは、サロンでのトリミングを受けるための必須条件です。必ず接種証明書を持参しましょう。
トリミング直前のご飯は避ける
トリミング中に吐いてしまうことを避けるため、施術の3時間前までにご飯を済ませておきましょう。
トイレを済ませておく
トイレトレーニングが完了していないかもしれませんが、サロンに行く前には必ずトイレを済ませておきましょう。
ワンちゃんの苦手を伝えておく
噛み癖や特定の場所を触られるのを嫌がるなど、ワンちゃんの苦手なことや性格を事前に伝えておくことで、トリマーさんもより慎重に対応してくれます。
希望のスタイルを考えておく
初めてのトリミングでは、どんなカットにしたいかを考えておくとスムーズです。しかし、初回はワンちゃんへの負担を第一に考え、トリマーさんと相談しながら進めましょう。
期待しすぎない
子犬のトリミングは、まずは「慣れること」が目標です。完璧な仕上がりを期待しすぎず、ワンちゃんが落ち着いて過ごせればOKくらいの気持ちでいることが大切です。
7.まとめ|ファーストトリミングは慎重に

子犬のファーストトリミングは、その子の生涯のトリミングライフを左右する重要なイベントです。焦って無理に進めるのではなく、ワンちゃんの様子をよく観察し、ストレスを与えないように配慮してあげましょう。
初めてのトリミングで怖い思いをしてしまうと、トリミングが嫌いになってしまい、その後のケアも困難になってしまう可能性があります。自宅での準備と、信頼できるトリミングサロン選びが、成功への第一歩です。
Naturamでは、子犬の「初めて」を大切にしています。ご不安なことやご相談があれば、いつでもお気軽にご連絡ください。一緒に、ワンちゃんがトリミングを好きになるお手伝いをさせていただければ嬉しいです。
そして、トリミングは継続が大切です。理想は月1回。最低でも2ヶ月に1回はサロンに通って、ワンちゃんの健康と美しさを維持してあげてくださいね。
お問い合わせや予約はLINEからお願いします。
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